昭和まちあるき~二丁目橋の夕日 路面電車が見た夢は~
2年ぶりに帰ってきた、おもかださんぽ。
今回は、昭和40年に廃止になった秋田市電がテーマ。越前谷潔さんを講師に迎え、当時の写真を見ながらのトークと実際の路面電車ルートを歩きました。
雨雲も去って好天に恵まれ、最高のまち歩き日和。参加者も終始笑顔で、心の中は昭和の秋田に戻っていったのではないでしょうか。
昭和まちあるき、最高のエンタテイメントです。
⚫️イントロダクション
講師の越前谷さんのお父さんは、床屋さんの傍、アマチュア写真家として街の記録写真を撮っていました。講師の潔さんも一緒に連れていかれたそうです(飽きて遊ぶ写真も残っているとか笑)。長じて潔さんは、父の写真と同じ場所で写真を撮るのがライフワークとなりました。NHK秋田のニュースやにぎわい交流館での写真展示を見た方も多いのでは。
⚫️トークショー 13;15〜14;15(文化創造館2階スタジオA2)
今回のトークはお父さんがまとめた路面電車写真の綴りがあったから実現したもの。秋田駅から終点土崎まで電車や停留所の写真を1枚1枚モニターに写しての解説は、飄々とした語り口もあって、1時間があっという間。参加者に越前谷さんの同級生がお二人いたこともあり、終始笑いに包まれました。
⚫️まち歩き 14;30〜15;30
大手門通り交差点→広小路→木内前→北都銀行本店前→二丁目橋→竿燈大通り(西側)→山王十字路
後半は、写真フリップを使いながら実際の路面電車コースを歩きます。越前谷さんのお父さんが撮影した同じ場所で解説をいただきます。写真と同じ角度で見ることで街の変化がわかります。と同時に参加者の記憶の扉が開き始めます。おもかだスタッフも高校時代の思い出がぽろぽろとこぼれはじめます。
いつも見慣れた通りも、土地の来歴を知ることで、違う見方ができるのが新鮮でした。ブラタモリなどを見てると、土地の精霊が立ち上がるような気持ちになりますが正にそういう感じで。改めて、昭和の街の姿とそこで暮らす人の営みに思いを馳せる時間となりました。
※昭和まちあるき、とても好評だったので、10月ぐらいに第二弾を開催したいと考えています。もちろん越前谷さんを講師に。その時をお楽しみに!
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